健康センター ミルネとは
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基本方針
地域包括ケアシステムの中核的な役割や地域医療を担う⼈材の育成など、
県⽴丹波医療センターと連携して保健、医療、福祉、介護を担う施設。 -
施設の機能
- 1階 診療所、健診センター、休⽇応急診療所
- 2階 保健センター(健康増進、疾病予防、⺟⼦保健)、訪問看護ステーション
- 3階 こども発達⽀援センター
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施設の特徴
- 患者間の感染を防ぐための発熱外来専⽤⼊⼝の設置
- 胃がん検診について国の指針に対応した胃内視鏡検査設備の設置
- ⼤規模な地震発⽣後も⼤きな補修なく建物を利⽤できる耐震構造の採⽤
- 災害活動⽀援スペースを兼ねた講堂兼体育館の設置 ・災害時の機能維持のため⾮常⽤発電装置の屋外設置
ミルネに込められた想い
「⾒る」・「診る」・「看る」の総合施設になって欲しい。
フランス語で「1,000」を意味する「ミル」。
洋菓⼦「ミルフィーユ」のように、やさしさが幾重にも重なるような施設になって欲しい。
⽬⽴たずとも⼟の中で草⽊を⽀える植物の「根」のように市⺠を⽀える施設になって欲しい。
総合診療センター長挨拶
令和6年4月より大野伯和初代センター長から業務を引き継ぎましたので、一言ご挨拶申し上げます。
令和元年に開設され、知名度も上がっているとは思いますが、ミルネの診療所・健診センター・訪問看護ステーション事業は、丹波市から指定管理を受け、兵庫県(県立丹波医療センター)が運営を行っております。建物内には、上記3事業の他、休日応急診療所及び丹波市の健康・福祉部門も入り、保健・医療・福祉・介護を担う多機能複合施設です。隣接する県立丹波医療センターとも連携を保ちつつ、各部門が協力して丹波地域の方々の健康を守ること、在宅医療を中心とした「地域包括ケアシステム」を支えることを主たる役割と考えております。
診療所では、教育機関として若手医師の総合診療研修を行うという一面も併せ持ち、指導医のもと診療所での診察や訪問診療を行うことで、若手医師に総合診療や地域医療研修という教育の場を提供するとともに、地域には医師の確保と活気をもたらすことを目標としております。
このような多彩な部門がひとつに集まり、隣接する総合型の病院とも協力して地域医療を守る施設が存在することは、全国的にも珍しいケースです。各々の部門が相互に協力し、相乗効果が生まれるよう努力を続けてまいります。
しかしながら地元の方々に可愛がって頂き、利用して頂けなければ、その力を充分に発揮することができません。ミルネを積極的に活用して頂き、地域の健康推進と活気ある街づくりに貢献していければと考えております。
ミルネに込められた想いをもう一度肝に銘じ、丹波地域の健康を通じた益々の発展を祈念致しまして、ご挨拶とさせて頂きます。